投稿:仙波 洋・畑 邦子 編集:中野清剛
台湾高雄へのお誘い旅行中に私達は台北に2泊の旅をしました。
旅の目的は二つ ①ランタン祭りに参加すること、②テレサ・テンさんを偲びその墓前で彼女の歌をウクレレの伴奏で歌うことです。
私達は高雄滞在中の今年2月19日から2泊3日で台北へ出発しました。
まずは
① 19日は桃園国際空港のランターンフェスティバルに参加する事
台湾のランターンフェスティバルは、もともと台湾の旧正月をお祝いする伝統のお祭りで、阪急交通社からのツアーも出ています。今はちょっとユニークでもあり、光の祭典のように思えます。
会場には沢山いろんなオブジェがあり夫々光がともり、華やかに音楽とともに展示されています。それぞれの作品を見るのが面白いです。


特に日系企業の宣伝付きの作品(写真A-1.2)や、日本の自治体の名前の入った作品(写真B-1.2)も展示されていました。
色とりどりなのでとてもはなやかです。


日本の屋台的なのも出ており、また地元・台湾の産物の物品販売もしていました。
そこでも台湾の桃園市の市役所に勤めていてその職場のグループ4・5人の一人から声がかかりお話しをして、別れ際になんと台湾のお茶葉セットを「持って帰ってほしい」と、渡され驚きました。
その方が今年日本へとの事を知りお待ちしておりましたが、行先を変更されたようで、残念ながらお会いできませんでした。
② テレサ・テンさんのお墓の前でウクレレの伴奏で彼女の歌を歌って、偉大な彼女の功績をたたえ、弔う事
アジアの歌姫、1986年33歳で来日しヒット曲 愛人、空港、別れの予感、時の流れに身をまかせ等で日本有線大賞とともに史上初3年連続グランプリ受賞、日本レコード大賞受賞し12月31日NHK紅白歌合戦出場され、時の流れに身を任せを歌われました。
テレサ・テンさんが亡くなってから今年で30年も経過しましたが、そのお墓が台湾北部のテレサ・テン公園(筠園)にあり、今もなお根強いファンがお墓参りをするそうです。
私達も何とかして訪問したく,2年程前からロングステイクラブの御誘い旅行・台湾高雄へ行く毎に、この希望の実現方法を探る為に、台北へ旅した時にいろんな所にあるinformation centerのスタッフに行き方を聞き、そして研究していましたが、やっと今年、3回目の高雄御誘い旅の途中に台北へ行き実現できました。
これまでお墓に行く行き方を探っていましたが、どうもいろんなルートがあると判りましたが、今年やっとそのルートの一つを見つけました。
台北駅から1815番のバスに乗り、金山区役所で降りそのバス停辺りで「タクシー乗り場は何所ですか?」と台湾の方にお聞きしたのですが、その方が郭さんで、この郭夫妻のおかげでテレサ・テン記念公園(筠園)にある墓地(写真C)で墓参が、実現しました。
私達が日本人とわかっておられたようで、日本語で、「僕の車で行きましょう」と、私達に提案いただき、御世話になりました。

郭さんは若い時に日本へ留学経験ありとの事で車中では、お互いに日本語でお話ししながら山中を車で登って行くと霧が深く漂っていて視界が少し悪い状況の中でしたが目的地に着くと、仙波さんは早速ウクレレを出して(写真D-1)、楽譜を4人でシェアーしながらテレサ・テンさんの歌をウクレレ伴奏で合唱(写真D-2)

楽譜を4人でシェアーしながらテレサ・テンさんの歌をウクレレ伴奏で合唱(写真D-2)

特に郭さんは日本語の歌詞も読む事ができ一緒に歌ってくださり私は友好を感じ感動すると同時にテレサ・テンさんへの御祈りとさせていただきました。
墓参の後、郭さんの自動車で郭さんのお住まい近く(台北市士林地区)まで車に乗せて頂き車を降りる時、「近くに日本人学校があるとの紹介があったので、私達はその日本人学校を外周していたら正門(写真E)で、この学校の先生に偶然お会いし学校の内容を知りました。この学校は在台日本人の為の小学校552人・中学校189名計741名と多くの学生が通っており1947年設立の歴史ある立派な「台北市日僑学校」と、わかりました。海外で頑張る日本人を頼もしく感じた嬉しい一時でした。

なによりも、郭さんを知る事により、本当に小さな日台友好がまたできた事に、感謝しており、友好を続けたいと思っております。
一般的に台湾の人達は、皆さん親日的と言われております、本当にそれを実感できる旅になる事間違いなしが日常的で、今回の旅行でも実感でき、今後も台湾の人達と友好を続けたいと思っております。
民間交流を楽しみにしている私達には、興味満杯の“LSCの台湾御誘い旅行”と、今年もなりました。
2025年9月8日
仙波 洋・畑 邦子


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