壮の都 仙台の芋煮事情

投稿(文、写真) 川口謹二、 HP編集 中村一彦
 
 仙台人にとって 芋煮は 春の花見 七夕と同様 大切な行事 呑 み会)である。10月のこえを聞くとソワソワする。 芋煮には仙台風と山形風があるのはご存じと思うが念のため、違いは具材味付け「仙台風は豚肉でみそ味」「山形風は牛肉で醤油味」よく仙台は豚汁ではないかという が ジャガイモか里芋の差、芋が入っていれば立派な芋煮である(はず)。

1.芋煮のポイント場所の選択
どうしてもその日しかできない勤労者など、我々のようなグループは、雨天関係なくできる屋根付き、トイレ付きを選ぶ。

一般的な会場

高級な会場

一方、学生のような雨なら止めようっと、というグループは青天井の河原の屋外を選ぶ。河川敷を使うのは
「公園」として管理されている「緑地」では火気禁止だが、基本は自由に使える。
主な場所は10か所ほどある。 いずれも、ごみ捨て場はある。
以前、山形出身の人が赴任先の利根川河原で「芋煮」を始めたところすぐに、お巡りさんがきて、厳重注意された ので都会では注意)

                      河原での芋煮

河原でやる場合は、近所のスーパーで芋煮セット一式を貸してくれ、食材も道具も近所
のスーパーで調達できる。

2.我々の会場 元祖仙台いも煮会場広瀬川
昭和のフォーク歌手「さとう宗幸の青葉城恋唄」の出だしの歌詞 “広瀬川~流れる岸辺~” の広瀬川沿いの河原に常設の屋根付 トイレ付 洗い場付き ゴミ捨て場付きの会場、鍋、具材、まき等は会場で準備していて手間いらず、 一人3200円くらいで、道具 食材 まき プラ食器 酒持ち込み料&廃棄が入っている。

会場入り口                     広瀬川沿いの会場

3.では、行きましょう
芋煮会場へは、最寄りの駅に集合し
マイクロバス ピッタリの人数+αで
向かう。

会場到着 まだ全員元気
まず、火起こし これがちょっと大変、毎年同じメンバーが担当する、点火後に乾杯の儀式。 今年も一人一本づつ持ち込み36本が一つも被らず最高。

窯はどのグループも2個                持ち込みのお酒達

4.ここで芋煮とは
持ち込みのお酒達、里芋をメインに肉、こんにゃく、ねぎ、ごぼうなどを入れて作る、主に宮城県、山形県で親しまれている郷土料理。

仙台風                        山形風

約一時間で完成 仙台風・山形風いずれも美味一通り食し、最後にうどんを入れてラスト、 ではなく誰かが持ってきたカレールーを投入、これもいける、10時~14時まで芋煮を堪能し、片づけて終了
気が付けば、このように満席、お疲れさまでした。

                       

コメント

  1. 堀内 法子 より:

    LSCメンバーに山形&宮城の方が居られ
    お話しには良く出ますが、
    一度は参加させて頂きたいイベントですネ❗️👍👏
    雰囲気が良く分かる解説付きで
    有難う御座いました〜🙏🤗