投稿・編集 中野清剛
皆さんこんにちは、暑中お見舞い申し上げます
こちらはその後、天気がすぐれず、雨(と言っても少ししか降りません)や
曇りの日が続いていて、結構涼しいです。
今日(7月29日)は久しぶりに本降りの雨が降り、
今も外は23℃、室内は26℃で気持ちよく
過ごしています。
さて、今日は相田さん、荒木さんが滞在された時の報告の
2回目をお送りします。お楽しみください。
今回の画像は相田さんが撮った動画から切り取ったものです。
ヒラフのコンドから3人で出発です。
今日はまずゴルフ場巡りです。
まずは20分ほどの距離にあるニセコゴルフコース
(略してNGC)を目指します。
この辺りが土地の値上がり全国一位を何年も続けたところ(24年は富良野)です。
皆さんご存知の通り冬のニセコは外国人で氾濫しており、今でも不動産価格は高騰し続けています。私の滞在しているコンドミニアムは滞在し始めた2010年には6000万円程度でしたが今では1億数千万だそうです。
その間15年間の減価償却を考えると、すごい値上がりですね。
買っておけばよかった!と内心思っています。
私はここの景色が大好きで、いつもこのショートカット(近道)を通ります。
もうすぐ初めの目的地NGCです。
ゴルフ場入口の道路脇にある麦畑です。
今年も麦を植えていました
ウクライナの戦争のため小麦の価格が上がり、政府が小麦の栽培を推奨しているため、この付近でも北海道小麦をずいぶん植えています。
北海道小麦は美味しいし安心して食べれるので、
外国からの輸入が円滑になっても栽培を続けてほしいですね。
さあ NGC ニセコゴルフコースです。
このニセコゴルフコースはアーノルド・パーマーが設計した一流の山岳コースです。
アップダウンが多くほとんどがブラインドホール、結構面白くむつかしいコースです。
手入れは行き届いており、カートは中に入れます。
セルフなので、ゴルフバックの積み降ろしセッティングも自分でせねばならず、浴室・ロッカーもありません。
つまり家からゴルフのできる服装をしてこなければなりません
さてそれでは、次の目的地ニセコビレッジゴルフコース(略してNVGC)に向かいます。
左手に大きなジャガイモ畑が見えました。
倶知安付近は北海道でも有数のジャガイモの産地で、あちこちにジャガイモ畑があります。
ジャガイモの花は白いのやピンクかかったもの、紫色のものなどあります。白いものは男爵、ちょっとピンクのかかったものがキタアカリ、紫かかったメークインです。
上の写真の一番手前は男爵、上の方はキタアカリだと思います。
ジャガイモの花はもうすぐ刈られてしまいます。
収穫量を増やすためだそうです。
今度はトウキビ畑です。
まだ植えていくらもならないのでよくわかりませんが、数日もたてば背が高くなってトウキビらしくなります。
しばらく行くと工事をしていました。
林野を切り開いて宅地を作っています。
このようにニセコ周辺では外国人の住宅地確保のため、森林を伐採して宅地にする工事があちこちで盛んです。田畑から宅地への地目変更がむつかしいため、変更が容易な森林を伐採する事例がほとんどです。
以前は森だったところが、別荘やコンドミニアムに
なっているのをよく見かけますが、樹木をあまり
切ってしまうと、ニセコらしくなくなりますよ!
森や林がたくさんあって緑が豊かだから
心休まるリゾート地なのに、
皆さんお金のためならどんどん破壊して行きます。
浅はかな人たちだなあー
ニセコアンヌプリが見えてきました。この辺りは東山集落で、NVGCはあのニセコアンヌプリの山麓にあります。山肌に禿げたところが二か所見えますが、ニセコビレッジスキー場です。
東山には写真のようなきれいなペンションがいくつもあります。
NVGCのあるヒルトンニセコビレッジです。
NGCもNVGCも共にこのヒルトンのオーナーの所属です。
このホテルは以前はあの有名な東山プリンスホテルでした。そしてこの辺り一帯は元来プリンスホテルの所属でしたが、西部ホールディングスの事業縮小で東南アジアの華僑のグループに売却され、取得したグループではホテルの経営をHILTONに委託し、ゴルフ場や周辺の施設は直営しています。
INスタートの10番ホール
704ヤード パー6のロングホールです。
ほぼ直線ですが、途中右側に大きな池があり、アンヌプリからの傾斜のため転がったボールは右に落ちて行きます。
このゴルフ場は西武ホールディングスの堤義明さんが自ら設計したもので、ほぼ平地ですがそうたやすくなく、面白いゴルフ場です。
堤さんらしく、見た目には左に下がっているようなグリーンなのに、打ってみると右に曲がって行くといったようなところが随所にあります。
このコースも手入れは行き届いており、カートが中に入れます。
このゴルフ場は私のコンドミニアムから10分で大変近い。
しかし外国客などでいつも混んでいて予約が取りにくいので、私たちは先ほど行ってきたNGCでいつもプレイしています。
みんなで記念写真です
さあ、ゴルフ場の見学はこれで終わり、
次は昼食の高橋牧場に向かいます
高橋牧場はニセコだけでなく北海道でも知られたブランドで、牧場でとれた牛乳を自社で加工し、美味しいヨーグルトやチーズなどを作っています。
高橋牧場の入り口にさしかかりました
高橋牧場は乳牛を飼育する酪農場ですが、搾乳した牛乳を乳業メーカーに売らず、加工して自社で販売しています。
この東山にある牧場では生産した乳加工品と、これに関連したシュークリームやバームクーヘンなどのお菓子も販売していて、いつも観光客でにぎわっています。
北海道にはたくさんの酪農家がありますが、
搾乳した牛乳を乳業メーカーに売却していたのでは
採算があわず、特に最近の牛乳の消費減退のため
廃業していく酪農家が多くあります。
この高橋牧場はニセコにいくつもの牧場を持った大規模な酪農業体で、加工したチーズやヨーグルトなどを道内で広く販売しています。
上の「高橋牧場案内マップ」にあるように、このミルク工房エリアにはチーズ工房やヨーグルト工房などの工場と、乳製品を販売する店舗やレストラン、ピザショップなどがあります。
また大きな牧場の一角なので、お花畑や昔使ったトラクター、干し草ロールなどのアトラクションもおいてあって、訪れた人たちが子供たちまで楽しく過ごせるようになっています。
さて、今日はチーズ工房で昼食にピザを食べることにしましょう!
さあレストランの入口です
レストラン室内です
大きく開いた窓からは、外のきれいに咲いた花が見え、その向こうに羊蹄山が見えます。
食事が終わって出てきたら、空が晴れてきました。
さあ、これから先日休業日で入れなかった温泉 雪秩父に向かいます。
雪秩父に向かうところなのですが、あまり長くなってしまったので、今回はこの辺で終了し、次回に続けたいと思います。
次回の「夏のニセコ便り その3」では雪秩父だけでなく、数あるニセコの温泉の中で有名な温泉もご紹介する予定です。ご期待ください。
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