東京を歩こう会「等々力渓谷を歩く」

自由が丘の素敵なレストランで食事を楽しんだ後、本日のメインイベント、等々力渓谷を歩くために東急九品仏駅に移動、歩こう会の幹事、荒木さんがLSCの旗をもって待っていた。24名の参加者。駅から3分のところに浄土宗の古刹「浄真寺」(1668年創建)に立ち寄った。鬱蒼と茂る木立に囲まれて3つの大きな伽藍が建っている。それぞれのお堂に3体の御仏が安置されていることから九品仏(くほんぶつ)と総称されている。世田谷の住宅地の中に広大な境内をもつこのお寺は、元々は世田谷家吉良氏の奥沢城のあった城跡に建立されたもので9体の阿弥陀如来像は東京都の有形文化財に指定されている。 
(参考)             

グーグルマップを頼りに狐塚古墳を目指す。世田谷区でも高級住宅街となっている尾山台を歩くこと15分。起伏の多い武蔵台地のこの辺りは坂が多い。汗だくになりながらやっとたどり着いたが、古墳とは名ばかり。単なる手入れ不足の草むらに灌木の塊が少々、それがすべてだった。

入り組んだ住宅街を抜けてやっと等々力不動に到着。歩き疲れて境内の木陰で暫しの休憩をとる。境内の中から等々力渓谷に入る急な階段を下るともうそこは別世界だった。すぐ横を国道環状8号線が走っているにも関わらず、等々力渓谷は左右に鬱蒼とした緑の木々の崖に包まれてまるで深山の谷川を歩いている気分になる。先ほどまでの住宅街とは全く対照的な雰囲気に驚く。Go toトラベルから外された東京都民たちの人気のスポットになっている理由がよく分かった。

等々力渓谷を後にしたのは午後4時半過ぎ。等々力駅近くで帰る人、お茶を飲む人、一杯飲みに行く人に別れて解散となりました。

コメント

  1. 手川 薫 より:

    夏にも関わらず等々力渓谷は涼しそうですね。 こんな風景が残っているのですね。