投稿 井口由香子 HP編集 中村一彦
中東戦争による国際情勢が不安定の中、私は昨年から予定していたシニアの語学留学を決行しました。期間は2週間、留学先はヨーロッパの地中海に浮かぶ島、マルタ島です。
ちょうどアメリカ、イスラエルがイランへの大規模攻撃を開始した時期と重なってしまいました。ドバイ経由を選択していたら1週間の足止めをくらい、私の留学計画は流れてしまったかもしれないと思うと本当にラッキーでした。現にドバイ経由の方は1週間遅れての到着でした。
旅行経験は豊富な方ですが、今回のように全くの海外ひとり旅は初めてでした。乗り継ぎは時間に間に合うように出来るか、契約したesimが問題なく機能するか、トラブルが発生した時に”whats App”で連絡を取れるか、心配事はいくらでもありましたが無事マルタ島に到着。
首都バレッタは街全体が世界遺産で、石造りの建物が並び16世紀の雰囲気がそのまま残っていて、歴史と美しさがギュッと詰まった街です。



無事にアパートに到着すればやることはたくさんありました。
まずは自分の部屋に辿り着くには3つの鍵を開けなければなりません。鍵の確認、フラットメイトへの挨拶、学校や食料品を購入する。スーパーに事前に行ってみる等々。


授業が始まれば各国から参加しているクラスメイトの出身地と名前を覚える(私のクラスは8名)、そして午後のゴールデンエイジのアクティビティの集合場所の確認と参加者12名(クラスメイトとはまた別の方々)の把握等。授業以外にも多くの神経を使いました。
始まった授業もすぐに慣れることが出来ませんでした。自分の意見を述べるというディベート形式が苦手な私は、他の外国人に押されて積極的に話せませんでした。また、ヨーロッパ人(特にフランス人)の話す英語が聞き取れず、彼女を何度かイラっとさせてしまったようです。その上、午後のアクティビティの参加者の多くがドイツ人とスイス人だったためバスの中はドイツ語で盛り上がり、ドイツ語どころか英語もままならない私は蚊帳の外でした(笑)。


こうして1週間が波乱万丈で瞬く間に過ぎました。2週目にはいると授業も生活も落ち着きを取り戻し少し余裕も出てきました。
授業では個人的に質問をしたり、休憩時間には別のクラスの人とも話をするようになったり。
ゴールデンエイジの方々とも一緒にビールを飲み合ったりお土産を見せ合ったりと1週間前とは比べ物にならないくらい親しくなりました。

勿論フラットメイトのオーストリア人(アンジェラ)とも初めから仲良し。毎日一緒に学校まで通いました。

最終日には他の日本人メイトと一緒に、日本食の経験がない彼女を日本食レストランにお誘いしました。そこでは地元のマルタ人と意気投合し、生の英語で会話を楽しみました。


1週間前には「迷える羊」のようだった私が本来の自分に戻れました。3週間あればもっと図々しく過ごせたことでしょう。1週間では生活に慣れるだけで精一杯です。2週間でようやく生活にも授業にも余裕が出てきます。3週間以上でプラスαの何かが生まれるかもしれません。
折角諸外国の方々とも懇意になり、生活にも慣れたころに帰るというのは何とも残念で仕方がありませんでした。
時間とお金に融通が利くようであればせめて1ヵ月滞在できれば実りの多い留学経験が出来たかな、と思いました。現に私の滞在期間には日本人シニアで3か月滞在が何人も、6か月滞在の方もいました。でも私の場合は死ぬ前に一度マルタ島に行ってみたいというのが主な目的でしたので果たせて良かったです。
最後には先生から卒業証書を頂きました。


こうして良くも悪くも沢山の経験をした私の2週間の留学は終わりました。
この経験が無駄にならないように今のところは少しでも英語に触れていないといけないなぁと実感しています。
以上

コメント
井口さん、すばらしい経験をされましたね❗️おめでとう!いつかお話を聞かせて頂きたいです。
地中海の島での留学記を楽しく拝見しました。貴重な体験ですね。私はクルーズ船で立ち寄っただけですが、もう一度行ってみたくなりました。