投稿、写真、HP編集: 鍵山眞由美
2025年12月4日、LSC関東の企画で、日本銀行本館の見学会が行われました。
事前予約必須、人数制限あり、身分証明書持参、見学時間に遅れた場合は見学不可。
これらの厳しい条件を、代表者のきめ細やかなリマインドにより、全員が無事クリア。
ことのほか寒かったこの日、熱い期待に満ちたメンバー15名が集合しました。

中庭から二階展示場へ
日本銀行のあるこの場所には、江戸時代には「金座」があり、幕末まで金貨が作られていたとのこと。やがて、日本を代表する建築家、辰野金吾の設計で、1896年に日銀本館が完成します。
「円」の文字の形の設計…?いえいえ、これは都市伝説!当時の漢字は難しい「圓」でしたよね?


中庭は当時地下金庫へ現金が移送された大切な搬入ルートでした。


時間きっかりに身分証明書のチェックを終え、全員が中庭に集合。ここからいよいよ本館へ!
中で荷物のセキュリティーチェックを受け、ロッカーへ荷物を預けて、いざ出発!
ガイドさんから「許可された場所以外は撮影禁止」というリマインドがありました。
まずは本館二階の当時の役員室や歴代総裁の肖像画の並んだ回廊を、ガイドさんの解説付きで見学でしました。

ガイドさんのお話によると、開業以来、1969年まで、始業・終業時刻は。拍子木を打ち鳴らすことで伝達されていたとか。始業は「ㇵ・ジ・メ」という意味で3回、終業は「オ・シ・マ・イ」で4回。
威風堂々のこの建物で、なんだか可愛らしいと思いませんか?(写真は日銀HPから)
そして、地下金庫へ!
本館地上部は関東大震災で火災に見舞われたため、建設当初の姿を残しているのは地下金庫のエリア。銀行の心臓部、撮影は許されませんでしたが、ホームページから写真を拝借しました。


地下の展示場では、刷り上がったお札の見本の山積みが!!金塊の詰まった箱も!
ここでメンバー一同、一気に色めき立ちます!!











経年により劣化したお札や、災害により使えなくなったお札などを、新しいものに引き換えることも日銀の仕事の一つ。戻ってきたお札の枚数や破損度の点検、偽札の検査などの作業は、かつては手作業で行われていたとのことです。
この気の遠くなる作業の機械化を、日銀が世界で初めて成し遂げました。ご自慢の機械がこちら♪


現在のお札は偽造されないよう、様々な工夫がなされています。
偽札作りは重罪ですよ!よゐこのみなさんは決して真似してはいけません!


「旧営業場」と「客留」
地下金庫の後は一階の「旧営業場」へ。
以前はここの窓口で、民間銀行との対応が行われていたとのことです。
窓口の並ぶ「客留」の空間は、見事な吹き抜けになっています。








ため息をつきながら見とれていると、突如、壮麗な吹き抜けに乾いた音が鳴り響き渡ります。
カン!カン!カン!カン!
「オ・シ・マ・イ」の合図です!なんという粋な計らいでしょう。
ここで私たちは現実の世界に引き戻され、ガイドさんから、見学修了の説明をうけました。
そして、日銀からのお土産は、なんとなんと!
使えなくなった本物のお札をシュレッダーにかけたもの!
未来永劫、ここでしか手に入らない貴重品です。(自分のお札を切り刻めば別ですが…?!)
帰宅したら、ぜひ、見せびらかそうではありませんか!

荷物を預けた控え室に戻り、身支度を整えます。
楽しいお土産コーナーやスタンプ台に立ち寄る人も。
体験型を差し挟んだ素晴らしい見学ルートはこれにて「オ・シ・マ・イ」。


日銀の建物を出て、向かいにある貨幣博物館へと移ります。
こちらでは日本の貨幣の歴史が、ビデオで分かりやすく説明されていました。
一休みしながら鑑賞した後、展示物の見学へと移ります。
日銀を見学したあとだからこそ、腑に落ちる展示物がたくさんありました。




見学を終えた後、暮れなずむ美しい日銀の姿を後にします。
素晴らしい企画をしてくださった鈴木さんに心から感謝!学びの多い、心躍る一日となりました♪

まとめ
右下の写真は日銀のHPから。記念撮影をした場所はまさにここです。
石の柱は継ぎ目のない一本柱、後ろの扉上方のステンドグラスは日本初のものだそうです。
設計は辰野金吾。さすがです。あのゴージャスでレトロな東京駅を設計した設計士さんです。
国の重要文化財の風格でした。




コメント