「お値打ちランチを食べる会」100回記念集会の記録

「お値打ちランチを食べる会」100回記念集会の記録

伊勢・志摩「わたかの温泉」で開催

 文と写真:小川鑛一  編集:篠崎春彦

開催日時:2022年9月13日〜14日 1泊

開催場所:離島伊勢志摩「わたかの温泉」福寿荘

「2022年9月13日、14日の「お値打ちランチを食べる会」100回記念旅行をもって閉会させて頂きます」、というメールが送られてきました。「お値打ちランチを食べる会(「ランチ会」と呼ぶ)は、2013年5月に第1回」が開催されてから、2年間のコロナ禍で休んだ期間を除き、2022年9月13日開催の100回記念「ランチ会」に至るまで、毎月1回絶えることなく開催されました。この約10年あまりの間、お手頃な値段で美味しいランチをいただくと同時に、「ランチ会」が会員同士の談話の場となり、毎月楽しませていただきました。本稿は、最後となった100回記念「お値打ちランチを食べる会」(離島伊勢志摩「わたかの温泉」1泊)の集会に参加しましたので、写真を主としてその様子を報告します。

【旅1日目 9月13日】

「お値打ちランチを食べる会」100回記念の1泊集会場所は、三重県的矢湾に浮かぶハートの形をした島にある「わたかの島温泉宿、福寿荘」です。東京駅八重洲に朝7時半集合し、はとバス(2階建てトイレ付きアストロメガ(ヨーロッパ製の高級バス)*)に乗り、出発しました。東名−新東名道−伊勢道を通り、午後4時半に渡鹿野島渡船場に着きました。この渡船場から小型専用船に乗り3分ほどでホテル福寿荘に着きました。初日の夕食は旅館内宴会場にて会席料理です。

図1 「お値打ちランチを食べる会」100回記念集会への移動経路

三重県にある伊勢神宮および「わたかの島」の場所が不明の方が多いと思います。そこで図1に地図と東京から「わたかの島」までのバスと船の移動経路を示しました。ただし、船といっても乗船時間はわずか3分の短い航路です。以下に、旅の様子を写した沢山の楽しかった思い出の写真を紹介します。

【移動と温泉】

図2 はとバス(アストロメガ)と黒い富士山、終着の渡船場

図3 宿泊する福寿荘は専用船で3分

 

図4 福寿荘6階の展望大浴場と露天風呂

移動途中、図2の左下のように黒い富士山が見えました。終着の渡船場には同図右下の乗船客用の待合室があります。ここまで来るのに要した時間は7時間ほどの長いドライブでした。図3左下は福寿荘へ行くために乗った小型専用船、船から窓越しに見える対岸の福寿荘です。その右下の写真は福寿荘に入るための門です。

図4は6階展望大浴場から見える海と1階にある庭園露天風呂です。露店風呂は草木に囲まれ、落ち着いて入れる気持ちの良い温泉でした。

注:アストロメガ はとバスの車輌概要:バスシャーシ・エンジン:スカニア社(スウェーデン)/ボディ:バンホール社(ベルギー)/トイレ付き、座席数:2F 48席、1F 4席+2席(車いす)/全長11.990m、全高3.780m、全幅2.490m

【ランチ会100回記念の記念集合写真と祝賀会】

まずは、参加者31名無事に目的の福寿荘についたので、100回記念「お値打ちランチを食べる会」の集合写真を撮影しました。

図5 「お値打ちランチを食べる会」100回記念集合写真

 ランチ会100回記念の宴席上でお祝いの言葉を述べ、記念品をプレゼントしたいので食事時に、その時間をもうけて欲しいとお願いしました。その返事は「ハグしていただければそれで結構です」との返事。毎回、楽しませていただいた「ランチ会」参加者は、ハグだけでは申し訳ないというので、プレゼン賛同者を募ったところ33名から賛同申し出がありました。そこで頭をひねり考えた末、ネットで物が買えるAmazonギフト券をお礼の言葉に添えプレゼントすることにしました。このギフト券は、3億5千万にもおよぶ商品から品物を選べことができるそうです。

当日ハグすることは、お二人の幹事には伝えず、その日を迎えました。その当日の写真が図6と図7です。お祝いをする側の幹事は4人いますので、4人全員がお礼のハグはしました。写真掲載は、紙面の都合上、代表して小川の写真のみ掲載しました。なんとも無様な格好のハグですが、100回にもわたる「ランチ会」企画・実行のご苦労のお礼の意は伝えることができたのではないかと思っています。

図6 ご要望のハグをさせて頂きます

図7 ハグのやり方分かりません!

図8 食卓に並んだ豪華なお祝い料理と「てこね寿司」調理実演

【支配人の計らいの福袋抽選会とLSC手品同好会の実演】

図9 福袋当選者と手品師の名演技

図9の上左右の写真は、福袋実施を説明する支配人と当選して大喜びのお嬢さん方3人です。また、下の図は、風呂敷の中にないはずの1万円札が出現、水のないコップから何と水が出る素晴らしい手品を演じる手品の名人田原マジシャンです。図10の上左右は紐を伸ばすとカップが落ちるはずが、落ちない。その理由は、手品披露の直前に飲んだお酒(右下)が悪影響し手順を間違えたかもしれません。

図10 手品の迷演技で宴席は盛り上がる

【旅2日目 9月14日】

日の出は5時半、空は曇りがちで図11のような日の出を迎えました。朝食後、直ちにロビー集合、点呼、旅館の入り口で集合写真(図12)を撮り、専用船に乗り対岸の船着き場に向かう。3分後に着くと、バスが待機している。それに乗り伊勢神宮参拝、夫婦岩見学、そして伊勢の風土と日本の文化を楽しめる

図11 2日目の朝日

「おはら町」「おかげ横丁」を散策。この間に「おかげ横丁」に点在する食堂で各自昼食を済まし、12時半に伊勢神宮を出発しました。帰路の途中、高速道路で2度休憩をとり、東京駅に暗くなった夜7時ごろ無事に到着しました。

図12 旅2日目の朝、7時半出発直前に福寿荘入り口で撮った集合写真

図13 お世話になった福寿荘の皆さんの見送りを受け専用船に乗る

図14 乗客を待つアストロメガ

図15 LSC揃いのTシャツを着た美女三人と記念撮影

図16 この記念写真を撮った後、伊勢神宮参拝、夫婦岩の見学を行った

図17 伊勢神宮参拝で出かける会員 

  

                           図18 美しく神聖な夫婦

図19 「おはらい町通り」と「おかげ横丁」散策

図19の下左に見える通りは、かつては参宮街道と言われ、今では「おはらい町通り」という名称に変った通りです。「おはらい町通り」の中央に「おかげ横丁」があります。この「おかげ横丁」と「おはら町通り」は、伝統的な建物、暮らしの食べ物などで、伊勢風土と日本の文化を楽しめる場所ですので、多くの観光客が訪れます。図19の右下はお土産として良く知られている伊勢名物赤福本店です。その裏手には伊勢湾に通じる五十鈴川(図19右上)が流れています。「おはらい町」で赤福のお土産を求め、昼食に伊勢うどんを食べ、食後のコーヒーを飲み、「おかげ横丁」でかき氷を食べるなどして、午後1時出発のバスまで「おかげ横丁」と「おはら町通り」の散策を楽しみました。

「お値打ちランチを食べる会」100回記念を祝い、上述したように1泊旅行を企画していただき、楽しませて頂きました。私は病を患って以来、コロナ禍も重なり東京で開催するランチ会を欠席することが多くなりました。そのため、今回の旅は、皆さんと久しぶりに会え、大変うれしく、かつ楽しい旅となりました。約10年、毎月1回ですが、毎回異なるレストランでのランチ会を、しかも100回という数多く多彩な企画と実施をしていただきました。幹事の田原千鶴子さん、澤井恭子さん、それにLSCを退会した高野美智子さんには感謝してもしきれないほどで、ありがたく思っています。そのランチ会が今回の100回記念で閉会となり、誠に残念に思っています。「お値打ちランチを食べる会」幹事の皆さん、長い間楽しませて頂き、本当にありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。

最後になりましたが、今回の100回記念「お値打ちランチを食べる会」集会は、LSC同好会「お値打ちランチを食べる会」と「東京歩こう会」と共催であることを申し添えます。

【おまけ】

動画っぽく編集してみました。次のURLをクリックしてください。

 

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