2020.11/7(土曜)、関東支部観劇同好会主催により、国立演芸場で午後1時から落語演芸観劇会が開かれました。国立演芸場は地下鉄永田町駅から徒歩5~6分のところで、すぐお隣に最高裁判所があります。今回の関東支部の参加人数は16名。通常価格2000円のところシニア料金1400円で入場できました。私は、久々の参加でしたが、今回は五代目三遊亭金馬の襲名披露特別公演と重なり、襲名披露口上が聴けて、より楽しんで参りました。
ここでいう上席とは特別席という意味ではなく、1~10日のことを言います。中席は同じく11日から20日まで、下席は21日から30日をいいます。知らなかったなあ!
(国立演芸場マメ知識)
落語協会と落語芸術協会が各々所属の名人クラスの噺家はもとより、売り出し中の若手噺家にも出演依頼をしています。月に1度「国立名人会」毎月最終の週末の昼間には若手に絞った「花形演芸会」も開かれます。国立演芸場と聞くとお堅いイメージですが、基本は落語を5本と他の大衆演芸(講談、浪曲、漫才、奇術、物真似、コントなど)を4本、合計9本の構成となっていて誰でも楽しめる国民のための演芸場です。一般の寄席は浅草や新宿、錦糸町などの繁華街にありますが、ここはお隣が最高裁判所というお堅い立地条件なので、出演する芸人さんたちが笑いのネタにつかったりしています。この国立演芸場の建物に付属して「演芸資料館」が併設されており、日本の大衆芸能の歴史を楽しみながら学べるようになっています。
入場料金は当日券が2,000円、前売りが1,800円、学生1,400円、シニア(65歳以上)1,100円ですから、他の寄席に比べて割安感があります。特別公演の場合は2~300円ほど高くなることもあります。
ぜひ、観劇同好会(幹事:川本周二)に参加してテレビを通してではなく、直接、日本の笑い「落語」を実体験されることをお勧めします。
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