輪島・能登半島巡りー川本周二グループ

12月3日、「グルメの旅」は千里浜休暇村で現地解散となり終了。その後、粟津温泉グループ、輪島能登半島観光グループ、帰宅するグループの3組に分かれて、それぞれの目的地に向かった。輪島観光グループは12名、マイクロバスで半島巡りに出発した。途中、海に向かって広がる棚田、「白米(しろよね)千枚田」ともう一つの軍艦島と呼ばれる「見附島」に立ち寄った。

もう一つの軍艦島といっても長崎県の沖合に浮かぶ「端島」のそれとは全く違う趣の島である。写真にある通り島の上部が樹木に覆われ、海岸に舳先を向けている船、つまり軍艦のように見えることから地元でそう呼ばれている。面白いことに干潮時には海岸から岩と砂でできた砂州が現れ歩いて渡れる。
見附島見附島2
嘘か本当かは分からないが、言い伝えによると見附島という島名は、空海(弘法大師)が佐渡島から当地方に渡った際、最初に見付けた島であることに由来するとのこと。

3泊目に宿泊した「輪島高州園」では夕食後の9時から地下のパーフォーマンス会場で輪島市舟生村発祥といわれる「御陣乗太鼓」の実演があるというので見に行った。お面をつけた3人の打ち手が一つの大太鼓を囲み、踊りながら勢いよくリズミカルに打ち鳴らす実演はなかなか迫力がありました。この「御陣乗太鼓」は石川県の無形文化財に指定されており、輪島地方を中心に石川県のホテルや旅館で伝統文化としてその技を披露している。スマホで撮ったので少し見にくいかも知れません。

 

砂浜は4輪駆動車でないと普通車だと駆動輪が片方でも砂に車輪が埋まると空回りして身動きが取れなくなる。しかし、例外的に普通車もバスも乗り入れることのできる砂浜がある。それが車で走れる砂浜、能登半島の「千里浜なぎさドライブウェイ」(全長8㎞で無料)です。写真をとくとご覧ください。
なぎさドライブウェイ1
運転席から
能登半島観光の見どころの一つが能登金剛です。写真は「巌門」と呼ばれるぽっかりと空いた大きな穴です。荒波の浸食で削られてできた自然の造形。断崖は松本清張の「ゼロの焦点」の舞台となったところです。冬の日本海に面した海岸は雪が積もり始めており、押し寄せる荒波が寒さを一層掻き立てます。

 

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