「台湾新型コロナウイルス騒動」(その3)ー神原克收ー

台湾政府の新型コロナウイルスに対する取り組み
これは渡部亮次郎氏の”頂門の一針”から抜粋したものです。
日本と台湾の取り組みの差が良く判りますので、少々長いですが是非最後までお読み下さい。各国それぞれに対策を講じていると思うが、優れた手腕を発揮している台湾政府の取り組みについて紹介したいと思う。
1. 防疫対策の初動の早さ
蔡英文政権は昨年12月の時点で、選挙戦の最中にもかかわらず、中国で発生した武漢コロナウイルスの推移を注意深くモニターしていた。その準備のお蔭で、1月11日の選挙後、速やかに武漢コロナウイルス対策本部を作ることができた。
WHOへの加盟が許されていない為、自分の身は自分で守る意識が高く、WHOの今回の遅きに失した発表に惑わされずに行動を開始した。WHOが緊急事態宣言をしたのは1月31日。
2.対策本部にはSARS対策に尽力した経験ある閣僚が多い
2003年のSARS流行の時、台湾では死者が77人に上り、市民をパニックに陥れた。その時に対策にあたった人材が、今回の政府の対策委員の主要メンバーに揃っているため、専門知識と経験から武漢コロナウイルスの重大性に気づくことができた。
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神原克收
yykambara44@gmail.com